日大人口研究所の試算によると、団塊の世代が介護を受ける時代に入った2005年から18年間は日本の介護力は世界最低だろう、と発表された。

これは介護の受け皿が数値的に乏しいという事なのだが、たとえ人数的に満たされても、

介護者が多い=介護力が高い

等とは、理解できる者なら、皆そうは思わないでしょう。

持論だけど、介護福祉士等の有資格者の現状レベルをみると、その人達の、例えば知識や技術?が、(有り得ないけど)充分だと仮定しても、介護センスなんて教えて出来るモノじゃないし、同じ学校での勉強や実習先での学びなんかも、人が変われば得られる中身も随分違いますしね。

安易に比較も出来ませんが、居宅と施設では必要とされる能力ってのもかなり変わってきますし、そもそも働くって事の心得・心構えがない者に多くを求めても、現実的には困難な側面が多いですよね。

かと言って、施設内での実習では、なにかと「技術」面が指導の中心になりがちで、端から見るその光景は虚しさ極まります・・・。

そんな事を後で実習日誌にコメントしなくても、付いてるその場で説明したら良いじゃないの?大体、「介護技術」って言葉が恥ずかしい感じすらしますし、そんなに大層げなもんじゃ無かろうに、と思うのは僕だけですかね。

まぁ一括りに表現しやすいという事なんでしょうが、せいぜい「コツ」とか「理論」って言葉が適切なんじゃないかな、って思います。

でも、指導者(適正の話は除き)は、とかくそういった面に固執しがち。と言うより、他の事が教えられないみたいで、言うなれば社会人としての自覚を啓発するような中身があっても良いと思うんですけどね。答えを示さなくても、それらについて考えさせて、現状でのその人なりの答えを書かせてみたり、今ある心境を書かせることによって、また将来的に自分の実習日誌を読み返した時に、初心に帰れたり、思い出せる大切なものが込められた、ある意味戒めとなるモノを実習生たちに残してやって欲しいと思います。

そんな観点で指導出来る人が一人でも多くいたら、「介護力」って上がると思います。

技術や知識面ばかりを求める人って、他の基盤が脆弱な感じがします。

こんな事を思ってるから、打たれるのかな