さて、その後「GTフォース」の返品をする事になり、向こうからの返金を受けて、こっちは荷物を着払いで返送し、今後は別に入手した「GTForcePro」でGT4を遊ぶ事になりました。

GTFP1


この「GTForcePro」を6,500円で落札しました。これは安いんですよ。9千円台で落札されるこの商品ですからね。問題は程度です。
GTFP2


どれどれ、と開梱。
GTFP3



入手したGTForceProのペダルは、前回のGTフォースと違ってペダルの反応は全く問題ありません。しかし〜、GTフォース同様、ペダルのボリューム部品の劣化は時間の問題です。今後誤作動が発生してからイチイチ接点復活剤を吹き付けている場合ではありません。よって、ペダルに内蔵されている部品を交換する事に致します。

ここで注意しなくてはならないのは、このGTForceProの製造ロットです。YEDから始まるバージョンがYED4以降だと金属仕様になっており、市販の部品を流用出来ない恐れがあるものですから、早速このペダルのシリアル番号を確認しました。

GTFPペダル改造1


よっしゃ、YED3型というベストな型。素晴らしい。

そしてペダルを分解しますよ〜。気になる程度ですが、「非常に美品」でした。ホコリなど見つかりません。グリースの具合も上々です。完璧にアタリを引きました。
構造はGTフォースに比べると少し複雑で、元に戻すのに気を遣います。
(クリックで拡大写真)
GTFPペダル改造2


そして交換するボリューム部品はALPS製で回転寿命100万回の物ですから純正部品より圧倒的に長持ちすると思います。
GTFPペダル改造3


下の写真の通り、左がALPS製の部品で、右が純正の部品です。
GTFPペダル改造4



GTFPペダル改造5


下の写真には純正の部品が付いている状態です。これを交換致します。
GTFPペダル改造6


以後、安心して使っていけるので、精神衛生上にも素晴らしい仕様に仕上がりました。

とりあえず遊ぶのにテーブルに設置。
GTFP4


こんな感じですよ。
GTFP5


下の動画は片手操作の都合で200°モードでやってます。
実際は900°モードで左右に1回転半ずつ回ります。ハンドルに内蔵されたモーターで抵抗や振動などを伝えるフォースフィードバック機能はGTフォースに比べ2倍になっており、シフトチェンジもハンドル右にあるシフトノブでマニュアル操作も楽しめるわけです。


(第8章につづく)