過去にGT4物語シリーズでお送りしてきた記事も、今回で第9章となりました。

が、訳あって今回が最終章となりました。

というか、最終章にしてしまいます。


前回の第8章を書いたのが「2008年06月12日」で、1年半前ですね。なぜこれほど間が空いたかと言いますと、ゲーム機につなげるハンドル型コントローラ、いわゆる“ハンコン”と呼ばれるものですが、プレステのグランツーリスモ公認のハンコン、GTForce Proを入手後、コタツに設置して遊んでたのは過去の記事にある通り。

実はその頃、並行してコクピットの作成にかかっていた。材料はイレクター。
イレクター1


見た目のこともあり、家の裏庭(今は喫茶室を建設中)で新聞を広げ、黒に塗装する。
イレクター2


日なたで乾燥中。
イレクター3


これが設計図1。
コクピット設計図1


設計図2。
コクピット設計図2


一応組んだイレクター群。木の板にハンコンを挟み込み固定し、網網の滑り止めの所にペダル部分を設置するつもり(であった)。
イレクターコクピット


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実はここまでは1年半前に出来ていたのだ。

問題は、遊ぶ場所だった。テレビがあって、出来ればコクピットを置きっぱなしにしておきたい。座る椅子も決まっていない。子供たちのも遊ばせてやろうとすると、コクピットの固定箇所を考えねばならない。

それらの問題と、一応ハンコンでのゲームの面白さを体験し、ある程度満足してしまっていたのだ。

そして、長らくも1年半、放置したままだったのが、第8章から今日の記事までの長い空きの理由である。

さらに、この記事を書き終えないと、以降に関連している記事を書くことが出来ないというデフレスパイラル状態の悪循環に陥っており、それを一気に解決させたのが、例の液晶モニタの買い換えである。
 あのモニタ「W2363V」を選んだのはコンポーネント入力端子が付いており、PS2を繋いでグランツーリスモ4を遊べるからだった。あの時はまだ、モニタを前にコクピットを調整して、ハンコンの取り付けをして遊ぶ時に設置していこうと思っていた。



ところがだ。意外なことに気付いたのだ。



パソコンのモニタを置いているパソコン机に、“とりあえず”ハンコンを取りつけてみたのだ。
PS2-GTFP2
すると、なんとビンゴ

しっかりとした机なので、ハンドルをギコギコ動かしてもがっつりと腰を据えている。しかも、ペダル部分を床に置き、椅子に腰かけた時の高さと距離加減が絶妙に良い。

この時点で、既にイレクター製のコクピットの必要性が一気に急降下したのだ。

下の写真は、ハンコン「GTForce Pro」とPS2を接続した状態。
黄色い枠がPS2本体。
PS2-GTFP1


緑の枠がハンコンのペダル部。
PS2-GTFP3


写真はグランツーリスモ4のプレイ画面。
PS2-GTFP4


これはリプレイ画面。ハンコン使用時は画面にハンドルが表示される。
PS2-GTFP5


娘にさせてみた。ハンコンはモーター搭載で結構重たかったり反動(フォースフィードバック:FFB)があるので、子供が使うときには特に注意が必要。自分でも手首がグキッっとなる時があり、初代GTフォースに比べ、倍の強さになっているので、裏コマンドでFFB効果を軽減させる。
PS2-GTFP6

問題は、このHDモニタでPS2を遊んだところ、1920×1080のモニタ解像度でDVD画質のPS2を表示させると、その粗さがやけに目立ち、一気に萎えてしまった。

そこで、PS3への物欲がフツフツと沸き、購入に傾いていたのだが、PC用のレースゲームのデモ版をインストールして、試しに遊んでみたんですよ。そしたら、めっちゃ綺麗だし、ハンコンをPC用ドライバをインストールした上でデモを遊ぶと、それはそれは面白くて。

一言で言うと「PS3いらんやん。」って感じ。

ということで、コクピットは子供用として今後使っていくことにした。

後日、デモ版について記事にしていきます。

GT4WRC4