今日は夜勤明け。8月8日からの2連休を含めて連勤状態。先日の会議も終わり、まだやる事はあるものの、やっと開放された気分です。

という事でやっと更新出来ました。

8月9日の事です。つまり地区祭りの翌日。

朝から長男(小学3年生)のカブスカウトのキャンプがあり、初参加であり、初のお泊りともなりました。

僕にとっては予定外であったカブキャンプの参加。たまたま僕が休もうと取っていた希望休の日にあったカブキャンプ。参加するかしないかを嫁に聞かれ、他の子供に親が参加して、うちの子だけいないのは可哀想なので悩みましたが仕方なく参加いたしました。というのも、カブスカウトの入隊は嫁がしたもので、僕は賛成も反対もしてはおらず。

当日参加する親は、とある民宿へ直接集合らしい。嫁は長男を集合場所へ送るために出掛けて行った。

しばらくして、嫁が家に戻ってきた。忘れ物を取りに帰ってきたのだ。

「どこに行ったらいいの?」と尋ねると、「高原亭(宿の名前)!!」とだけ言われ、住所も何も言われず。朝から苛立たせてくれる。その3文字で辿り着けと言うのか。タウンページを開き探すが、それらしい名前はあるものの確信が持てない。

そして玄関から「カバンに地図が入ってる!」と嫁。忘れ物せずに出掛けていたら、僕は一体どこをさまよえば良かったのだろうか・・・。これが職場だったら怒るだろうに。っていうか怒ってたけど。

何とか集合場所らしき宿に着いた。そこにはカブスカウトの空気は何一つ漂ってはいない。そこはあまり駐車場もなく、保護者らしい人は1人だけいた。予定時間を10分ほど回った所で、隊長やリーダーの車に分散したスカウト達が到着。遅刻の理由はウチの忘れ物かと内心ヒヤヒヤしていた。
子供たちは宿の玄関前に整列し、宿の方にあいさつを済ませ、部屋に荷物を置き、着替え、再び玄関に整列。

僕も隊長やリーダーさんと挨拶を済ませ、いざ出発。唯一の保護者さんらしき人はお見送り。


(ご近所さんかよ!!)



(いや、ちょっと待てよ。)



(保護者の参加、ワシだけかよ(ノ`Д´)ノ!!)



想定内とはいえ、最悪のシナリオだった。泣いて帰りたかった。「お腹が痛い」と仮病を使いたい所だった。この休日は、やりたい事を我慢しての参加。しかも保護者の参加は僕1人で、挙句に内容は往復6時間のハイキング。夜はキャンプファイヤー。前日は朝から晩まで祭りにかかっていたのに。

こらえろ。仕方ない。初キャンプで息子は心強いに違いない。

気分を切り替えきれないまま出発した。

カブキャンプ1


15分ほど歩いて、本格的にハイキングコースに入ってきた。滝のある所で小休憩。皆で石を投げる中、うちの子は黙々とおやつを食べだす。(TДT)
カブキャンプ2


そして出発。直後、災難が降りかかる。渡らせ橋の一つが流されている。子供たちだけでなく女性リーダー達もヒヤヒヤしている。
カブキャンプ3


なんとかクリアして、小広い川があり、休憩。川は昔の噴火で流れてきた溶岩石で埋まっている。一人がパンツ一丁になると、次第に皆が脱ぎだし、10人中9人がパンツで岩をすべり台代わりにキャッキャ、キャッキャと遊びだす。
カブキャンプ4


そして、昼の12時のサイレンが聞こえる中、ほぼ同時に目的地に到着。隊長恐るべしである。

皆で昼休憩に入る。大人も子供も、弁当はおにぎり3つに限定されている。この為に、嫁はおにぎりに唐揚げを隠していた。

長男は一発目で唐揚げを引き、わざわざ皆に「唐揚げが入ってるぅ。」と大声で発表している。その後も「唐揚げが入っていますように。」と大きな声で祈って取り出すと、今度は肉団子だった。
カブキャンプ5


充分休んだところで復路に入る。ここからは上りとなるので、子供たちにもきついかも知れない。
隊長が僕に「体力残ってますか!!」と尋ねてこられ、
「大丈夫です!!(・◇・)ゞ」と元気よくお返事。

途中、道なき道を進み、朝から歩き続けているため、小さな子は足が上がらなくなってきた。その子の後ろに付いていたのだが、手を出しては悪かろうと見守ってはいたが、悪路ではさすがに厳しそうで、少し手伝ってやった。

「ありがとうございまふぅ。('д` ;)」とかなりやられている。どの子もお茶が無くなっており、飲みたくても飲めないようだ。山道を抜け、アスファルトに出たところで、隊長が「この先でお茶を買ってやるから、頑張れ。」と声を掛けている。
グロッキーになりかけのその子には、僕が残していたお茶を与えてやった。もう顔は真っ赤っかで、来年この子は参加するのだろうかと心配してしまった。

この時点で水筒にお茶が残っているのは実はウンボボ家親子だけであった。息子の水筒は大きくて1リットル入るのだろう。うちの長男は他の子にお茶を分けてやっていた。偉いぞ。さすが我が息子。隊長も、「本当はこの位の水筒を持たせたいけど、重たいからなぁ。難しいところだ。」と。

そしてしばらく歩き、お茶などを販売している店があり、そこで皆の水筒にお茶を補給。
カブキャンプ6

皆でポカリ系を飲み、水筒にお茶を入れてもらい、再出発。

ドームも見えてきてゴールは近づいている。
カブキャンプ6-5


再び山道に入り、行く途中で笹船を作った所に着いたところで僕の胸に急に痛みが走った。何かが刺さったのか何かに刺されたのか、結構痛い。手で振り払い、痛みの原因を探ろうとすると、虫が飛んでいった。恐らくだが、蜂か少なくともアブに刺されたと思われた。
子供たちが刺されなくて良かった、と思いながら、結構痛い。痛いです。でもグッとグッと我慢しました。大の大人が虫に刺された位で大げさに騒ぐことはない。

しかし、マジで痛い。
カブキャンプ7


先頭組みは早い。僕は最後尾に着いていたのだが、なんと行きには流されていた橋が直っていた。隊長が直していた。隊長恐るべし。
カブキャンプ8


終盤から列は長く分散されていたが、うちの子もスカウトたちとポケモンの話などしながら楽しく歩いていた。
カブキャンプ9


【明日につづく】