昼間のハイキングは15時過ぎに終え、一時帰宅。夜はキャンプファイヤーに参加しなければならない。昼間の様子からすると、夜も親の参加はウンボボ家だけか。

自宅に戻ると帰省中の姉が買い物に出掛ける所だった。ゴロ寝でもするつもりだったが、時間もあるし付いて行った。その前に親戚(母の郷)に寄るが留守。先に買い物に行き、再び親戚の家に寄るが帰ってなさそう。すると30秒ほどでいとこが帰ってきた。家にお邪魔し少しするともう一人のいとこと伯母ちゃんも帰ってきた。

結局べらべらと喋り、帰ったのは19時前。キャンプファイヤーは20時頃だろうと思っていたら、嫁によると19時らしい。

「電話したんだけど。」

そう、携帯は自分の車に乗せたままだったのだ。

すでに残り5分しかない。どんなに急いでも5分遅刻だ。他の人を待たせる訳にはいかない。

飛ばしていった。

宿に着くと宿のおばさんが待っていた。

「車でまっすぐ行った所よ!!」

少し走ると、消防の操法の会場と同じ場所であった。すでに炎が燃え上がっていた。火を囲んで結構人数がいる。そう、他の保護者も多く参加していた。さらにボーイスカウト系の年配の人達も。何やら歌を歌っている。

カブキャンプ10


近付くと息子が駆け寄ってきた。

「ごめんごめん。遅れちゃった。」

一緒に座り、隊長の進行でしりとりゲームに入った。
カブキャンプ11


そして参加したスカウト達の2班によるスタンスと呼ばれる出し物が始まった。

クイズや手品など子供たちが考えた出し物を皆も前で発表していくのだ。
カブキャンプ13


最後に隊長が火についての話があり、新団長(?)からの少し難しい話があった。
カブキャンプ12


途中、若者たちが車5台くらいで花火をしに乗り込んできた。
ギャーギャー騒いでいる。全く空気を読めんとはこの事だ。

隊長が静かに立ち寄り、10分ほど待って欲しいと伝えていた。

最後に皆で花火をする予定だったようだが、そんな事もあって宿に戻り、宿の玄関先で花火をすることになった。
カブキャンプ14


そして、親子解散である。子供たちは玄関に整列している。息子は僕に手を振り別れを告げる事、3回。しっかりと泊まれるか、半分祈りながら手を振って別れた。

翌日は仕事であった為、午後からの迎えは嫁が行った。様子を聞くと、顔を見たら安心したのか、鼻の下が伸びていたらしい。そこは昔から変わらない。

一人で泊まれたのは大きな自信になったようだ。