去年、ノートパソコンのHDDを換装しようと思い、2.5インチのSATAの500GBのHDDを買った。

「ようし、一気に容量拡大だぜ。」と思ったが、ノートPCを開けて、IDEだったことに気付く。

ぐわぁ、しまった。自分としたことが、そんなに新しいノートPCを使ってるわけじゃないのに、いっちょまえにSATAだと思い込んでしまっていた。

ムグッ。なんと初歩的なミス。

「まぁ、いっか。いつか使うときが来るだろ。」って思ったけども、ノートPCを更新する予定などないし、PS3は換装するほど、容量圧迫していない。

そこで、逃避するかのように数ヶ月放置状態。

そして、2ヶ月ほど前にAmazonで2.5インチHDDを外付けにするケースを買っていた。届いていたものの、これも放置。思い出したかのように、本日、Amazonの箱から出して、開封。

簡易NAS1


だからといって、単純に外付けHDDとしては使いませんよ。そんなつまらに使い方はしません。

うちで使っているバッファローの無線LAN親機「WZR-HP-G300N」にはUSBポートを1つ積んでおり、そこにHDDを接続すると、なんと簡易NASになるのです。

NASとは、LAN(ここでは宅内のネットワーク)上で共有出来るHDDで、PCに接続した状態のHDDの共有と違い、PCの電源のON・OFFに関係なく利用出来るHDDなのです。

どこぞの会社もUSBメモリで共有(?)など訳の分からんことせずに、NASにしてもらわないと環境が戻らんのだけども、その辺、理解されてない。

そんなことで、放置されていた可哀相な500GBのHDDをケースに内蔵し、添付のソフトでフォーマット。このソフトはFAT32でフォーマットしても、32GBの制約を解除してくれる。

簡易NAS2


最初なので、クイックフォーマットじゃなくて、普通にフォーマット。6時間ほどかかったでしょうか。

それから、親機のある2階に上がり、USBポートに接続。外付けケースには、一応補助電源用のUSBケーブルも付いていましたが、そこは2.5インチのHDDです。無くても稼働しました。良かったです。
簡易NAS3


こんな感じになりました。これで、宅内ではUSBメモリやらネットを使ってファイルを移動させていましたが、これでとてもスマートになりました。

簡易NAS4