今日は日勤だった。
勤務時刻終了間際、用事があり、とある入所者のおばあさんの所に向かって廊下を歩いていると、面会者と思われるスーツ姿の男性とすれ違い、「こんにちは。ご苦労様です。」といつものように会釈しながら挨拶を交わした。
目的のおばあさんの隣に座り話し掛けようとすると、先ほどのスーツ姿の男性がこちらに来られた。
てっきり、そのおばあさんの面会の方だと思い、用事を思い出されたのかと思って、「(お先に)どうぞ。」と声を掛けたら、スーツ姿の男性はこう言った。
「うんぼぼ君?」
「えーっと? (あれ? もしかして?)」
「N村です。」
「うわぁ 先生!! どうしたんですか!?」
そう、スーツ姿の男性は、僕の小学校4年生の時の担任の先生だったのだ。初任での新米教師だったN村先生は、いまや大活躍されていて、僕の母に年に数回、葉書を書かれているので、家の中でも話にのぼっている。まさかの再会だった。
「伯母がお世話になっててね。」
聞くと、最近入所された方が伯母にあたるという事だった。そのN先生は、僕の子供が通う小学校、つまり僕の担任であった当時の小学校に先日来られていて、その時に、僕の息子に会っていたのだ。その事は、うちの母親経由で聞いていた。
「この前、学校で子供さんに会ったよ。そっくりだったわ。ハッハッハ。」
「先生、ちょっと(見た目が)変わってますね。」
「そりゃ、随分昔だからな。ハハハ。」
ここ2、3日、気持ちがすぐれない日を過ごしていたが、帰りの車中でもニコニコと笑顔が出てくる。
当時は、N先生は、ダイハツの濃い緑のシャレードという車に乗っておられ、しかもそれがデジタルメーターだったので、それがすごい衝撃的だったのだ。その衝撃と憧れはずっと保たれており、僕が過去に乗っていたクラウン(UZS131)もデジタルメーターだった。
23年ぶりの再会であった。よかったよかった。
勤務時刻終了間際、用事があり、とある入所者のおばあさんの所に向かって廊下を歩いていると、面会者と思われるスーツ姿の男性とすれ違い、「こんにちは。ご苦労様です。」といつものように会釈しながら挨拶を交わした。
目的のおばあさんの隣に座り話し掛けようとすると、先ほどのスーツ姿の男性がこちらに来られた。
てっきり、そのおばあさんの面会の方だと思い、用事を思い出されたのかと思って、「(お先に)どうぞ。」と声を掛けたら、スーツ姿の男性はこう言った。
「うんぼぼ君?」
「えーっと? (あれ? もしかして?)」
「N村です。」
「うわぁ 先生!! どうしたんですか!?」
そう、スーツ姿の男性は、僕の小学校4年生の時の担任の先生だったのだ。初任での新米教師だったN村先生は、いまや大活躍されていて、僕の母に年に数回、葉書を書かれているので、家の中でも話にのぼっている。まさかの再会だった。
「伯母がお世話になっててね。」
聞くと、最近入所された方が伯母にあたるという事だった。そのN先生は、僕の子供が通う小学校、つまり僕の担任であった当時の小学校に先日来られていて、その時に、僕の息子に会っていたのだ。その事は、うちの母親経由で聞いていた。
「この前、学校で子供さんに会ったよ。そっくりだったわ。ハッハッハ。」
「先生、ちょっと(見た目が)変わってますね。」
「そりゃ、随分昔だからな。ハハハ。」
ここ2、3日、気持ちがすぐれない日を過ごしていたが、帰りの車中でもニコニコと笑顔が出てくる。
当時は、N先生は、ダイハツの濃い緑のシャレードという車に乗っておられ、しかもそれがデジタルメーターだったので、それがすごい衝撃的だったのだ。その衝撃と憧れはずっと保たれており、僕が過去に乗っていたクラウン(UZS131)もデジタルメーターだった。
23年ぶりの再会であった。よかったよかった。