

今日届きましたのは、介護マンガ、『ヘルプマン13巻「介護職員待遇編」』です。

ちょうどAmazonで、本の送料無料キャンペーンみたいなのをやってまして、ヘルプマン13巻を1冊だけ注文しました。

まったく迷惑な客ですよね。Σ(´д`;)

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ところで、ちょうどヘルプマン13巻が「介護職員待遇編」となっていますので、今年7月、厚生労働省から発表された「介護職員処遇改善交付金事業」について、少し触れておきたいと思います。
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介護職員処遇改善交付金は、毎月の介護報酬と併せて概算を交付し、事業年度ごとに事業者から提出する「実績報告」により清算する。
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となっています。
これについて、いささか疑問視しています。昨年話題となった「09年度介護報酬3%のプラス改定」により増収した介護保険料を財源として、介護職員の処遇改善に充てられた事は介護士に限らず記憶に新しい所ですが、昨年発表された「09年度介護報酬3%のプラス改定」と、今回新たに創設された「介護職員処遇改善交付金事業」とは別に考えるのが自然だと思います。
交付金支給条件は「算出された交付見込額を上回る賃金改善が必要」とされているため、実際に職員の給与改善の額以上の支出が必要となる。つまり事業所にとってはむやみに飛びつく性質の事業ではない筈なんですね。しかし、この「介護職員処遇改善交付金事業」に取り組む事業所は、介護職員に対する処遇改善を前向きに考えている、と評価されるべきだと思います。なぜならば、「実際に職員の給与改善の額以上の支出が必要となる」訳ですから、事業所の収入がアップする訳ではなく、また次年度以降は給与以外の福利厚生などの処遇改善も条件とされているようなのです。
いつも書きますが、介護職員だけでなく、他の職種従事者にも同様の配慮がなされるべきなので、民主党さんはその辺も頑張ってもらいたいものですね。っていうか、そもそもが介護職員の給料が低いから、「本年4月からの介護報酬3%のプラス改定」や、今回の「介護職員処遇改善交付金事業」が実施された訳であって・・・。
そうそう、ちなみにオブチャンの勤める事業所では「介護職員処遇改善交付金事業」によって毎月15,000円アップとの事です。ブログの書き込みが“真 実”であるならば。
オブチャンは置いておいて、介護職員さんの処遇が一時的にせよ上がったことは喜ばしいですね。(一時的というのは、この事業は期間限定の制度だからです。)
では、うちはどうなのかと言いますと、さて、どうなんでしょうねぇ。
長くなるので、今回はここまで


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≪追記≫
14日に長妻厚生労働大臣が今年度の補正予算で介護職員処遇改善交付金を完全実施するとともに来年度以降も継続し、緊急経済対策としての特別措置期間の23年までのみならず、「平成24年度以降についてはこれまでのベース以上で実行したいと考えている。」と、24年以降も継続して実施することを明言しました。
やっと全巻読めました
とってもリアルで面白いし泣ける所もあり楽しめました