過去に組んだパソコンのCPUはCore i7 920。発売当時は性能の割りにコスパに優れ、愛用していました。

Core-i7 Core-i7-Extream

しかし、既に現在はビデオカメラのフルHD化とブルーレイの普及につれて、動画の編集もHDが基本になっており、HD編集目的で組んだパソコンでも、エンコード速度に不満が出てきました。

CPUの処理に依存しているため、エンコ中は4コア8スレッドが100%です。この100%というのが面白くない。96%程度で上下して欲しいのですが。書き出しも実時間以内に収めたいところですが、1時間のムービー書き出しに3時間程度掛かることもあります。

素材がSD画質(DVD画質)であれば、めっちゃ速いんですけどね。

そこで、CPUを換装することにしました。でも結構悩みました。この数年間で新しいプラットフォームも出ていますし、インテルの新しいCPU「Ivy Bridge」も発売されました。

LGA2011では6コア12スレッドもありますが、値段は当然高いです。

結局、現在のマザーボード(LGA1366)をそのままに、同プラットフォームの中ではかなり上位のCPU「Core i7 980X Extream」にしました。新品はとても高い(そんな金があったら、EF100mm F2.8Lマクロ IS USMが欲しいわ)ので、ヤフオクで入手。

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出品者は、純正のクーラーは使わず、別途CPUクーラーを使っていたようで、新品のままでした。わかります。
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僕も使いませんが、純正のクーラーのくせに、デカイ。
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これがCore i7 980X Extreamの裏面です。
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まずは、既設のCPUクーラーを外します。
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Core i7 920が見えます。
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クーラー側にグリスが付いてます。
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では取り外します。
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左がCore i7 920、右がCore i7 980X Extream。
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古いグリスをティッシュで拭き取ります。
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外したCore i7 920は、近々組む予定の、余っているマザーボードにはめておきます。
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で、これがCPUの熱をヒートシンクに伝える重要なパーツ、グリスです。
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薄く均一に塗ります。
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ちょっと多かったかな。まぁいいわ。
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組み直して起動すると、「New CPU Installed!」って出てます。
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指示通り、BIOS画面でチェック。正常に認識しています。
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動作倍率のMaxが63倍もあります。
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CPUの温度も33℃とアイドル状態で正常な値です。
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そう、このCPUに決めたのは、6コア12スレッドだからです。エンコードに期待できます。
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いやあ、楽しみすなぁ。