2年に一度地元の消防団でも開かれる「ポンプ操法」。
僕は今まで1番員をした事があります。あれは消防団に入って翌年でしたかな。ある他の奴が選手に選ばれたんですが、選手に決まった途端にブッチして、それ以降消防には出なくなった幽霊部員。そのしわ寄せが僕に来たわけです。
僕は何事も逃げたりするのが大嫌いなんですよ。他のものが逃げても自分が逃げるのは好かん。
という訳で、代わりに選手を頼まれ、「いいっすよ」と承諾。
しかし、その操法の手順の教え方は、まさに無茶苦茶でしたよ。
指揮者・1番員・2番員・3番員の4人が1チームとして、各分団から出場するのですが、最初の練習日、こうでした。
(そうそう、ちなみに僕はポンプ操法がどういったものか、どんな動きをするものなのか、一切知らずです。写真もビデオもマニュアルもありませんでした。)
まず、定位置に並ばされました。
分団長「じゃ、とりあえず、流そうか。」
僕「(゚Д゚)ハァ?」
・・・・。分かりますでしょうか。この次元を超えた理不尽さ。いきなり神経を逆撫でしてくれました。
下のビデオを見てもらえば分かると思いますが、あの動きを何も知らない人間がいきなり何をどう動けと言うのでしょうか。既にキレかけです。おでこの血管が浮き出ます。人に物事を教える手順が全く分かっていない。情けないことです。
そして、それを予備知識ゼロで始めるんですよ。笑います。最初に出す足が違う。手が違う。足を開く幅が違う。違う違う違う。
僕「(*`Д')ほんならお前がせんかえ!!」
とマジで言いそうになったんですよ。それで、
僕「そんなもん、初めてのことをいきなり合わせて流すなんて、出来るわけないでしょうが!! それぞれがある程度練習してから合わすのが普通でしょうが!!」
とこれはマジで言いました。既に周りの一部は僕がキレてしまったことに気付き、
「うんぼぼ君、ええだがな。違ったってええだがな。」と抑えに入る。
しかし、話しはそれで終わらない。今度は、
「じゃあ、次は、本部(消防署)に行って、見てもらおうか。」と分団長が言い出した。
僕「(ハァ?まだ言うか。まだ分からんか。)」
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
次の練習日に行きましたよ。夜に皆で消防署に。消防署員さんが、
「とりあえず、一度やって見せて下さい。」と。
皆、合わせれる訳も無く、グダグダですよ。お笑いですよ。
消防署員さんも何をどう教えればよいのか困ってしまいます。何もかも駄目なんですからね。
結局あとで、分団長たちは怒られてましたけど。
「ある程度出来るようになってから来て下さい。(`□´)」
そりゃそうだ。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
今年はそのポンプ操法の年で、既にうちの部からは選手を決めてあるので、あとは練習の手伝いに回るだけ。
キビキビとした動き、細かな節度を守って本番に発揮出来るように選手の人は練習するのです。
どうせ自分がするのならきちんとやりたい。ちなみに僕が1番員で出た時は、1番員の選手中(小型ポンプは10チームはあったと思う)、2位だったそうです。
チームとしては番外でした。なぜならば、欠員で指揮者が前回と同じ人で2回連続出場になったため、規定で始めから賞は取れないことが分かっていたからです。
【第20回全国消防操法大会 小型ポンプ操法の映像】
さすがに全国大会です。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
よその分団のことなんですが、消防活動が大好きな人っていましてね。そりゃもう、必死ですよ。その人はまさに自衛隊気取り、下手したら軍隊気取りなんですよ。うちの分団にはいませんけど、町内の他の分団の中にはおられるんですよ。頼んでも無いのによその区まで警戒に消防車でキンカンキンカン鳴らして巡回したり、合同の練習を提案してきたり。
よその分団にいるそういった人の中に、実は僕の知った人が居ましてね。前の会社での顧客だったんですが、ほとんど売り上げはありませんが担当を引き継いだ時点で支払い残がありまして。
○○屋でしたが、支払いがとてもルーズで相当かまさないと払わないんですよ。挙句に本人が払わずに嫁さんやおばあさんが替わりに払うんですよ。おばあさんなんて年金を崩してですよ。かわいそうと言うか、情けないというか。集金じゃなくて取立て状態ですよ。そこのおばあさんが言われていたのには、「(本人は)養子なので嫁(娘)に知れるとすごく怒られてるんですぅ。」と申し訳なさそうに話されていました。
うちはその人の売り上げほとんど無いというか、その人は別の業者で○イ○を買ってたんで。○イ○って、重いし、半端が出るし、売り上げは知れてるし、どちらかと言えば、売れても嬉しくない商品でしたけど。うちの主力商品じゃないので逆に良かったんですが。
話しは逸れましたが、そんなだらしの無い大人が消防団でめちゃくちゃ張り切ってるのを見て、さすがに引くんですよ。それはそれは滑稽でした。あちこちの業者の支払いを滞らせ、支払いが出来ずにコソコソ仕事してる(?)人が、消防団の中では年齢的にもキャリア的にもその分団では幹部なんですよ。裏事情の知らない人が引いてしまうんですから。ある種かわいそうではあるんですけど。
もちろん、その人の日中の姿なんて周りの人は誰も知らないんでしょうし、一応幹部だからか、その分団の人はヘイコラヘイコラしてるし。でも他の人の情報ではスナックとかに行ったらマイク離さず大きな態度で歌いまくるらしいんですよ。かなりうざがられているらしいんですが、まぁ幸いうちの分団じゃないし、うちの分団だったらそれはそれは大変な事になりますけど。
いや、ああはならないように気を付けて生きていこうと思います。
ちなみにうちの分団の操法の練習は週に2〜3回で、本番の1ヶ月前くらいに練習が始まると思うんですが、ご熱心な分団はもっと前から、しかも毎日練習に明け暮れてるんです。本選手以外にも予備員も決めるのですが、その予備員の動きも本選手さながらですよ。
哀しいかな、賞は取れてませんでしたけど。
何はともあれ、日常から逃避出来るほど熱中できる事があるのは幸せなことでしょうね。
僕は今まで1番員をした事があります。あれは消防団に入って翌年でしたかな。ある他の奴が選手に選ばれたんですが、選手に決まった途端にブッチして、それ以降消防には出なくなった幽霊部員。そのしわ寄せが僕に来たわけです。
僕は何事も逃げたりするのが大嫌いなんですよ。他のものが逃げても自分が逃げるのは好かん。
という訳で、代わりに選手を頼まれ、「いいっすよ」と承諾。
しかし、その操法の手順の教え方は、まさに無茶苦茶でしたよ。
指揮者・1番員・2番員・3番員の4人が1チームとして、各分団から出場するのですが、最初の練習日、こうでした。
(そうそう、ちなみに僕はポンプ操法がどういったものか、どんな動きをするものなのか、一切知らずです。写真もビデオもマニュアルもありませんでした。)
まず、定位置に並ばされました。
分団長「じゃ、とりあえず、流そうか。」
僕「(゚Д゚)ハァ?」
・・・・。分かりますでしょうか。この次元を超えた理不尽さ。いきなり神経を逆撫でしてくれました。
下のビデオを見てもらえば分かると思いますが、あの動きを何も知らない人間がいきなり何をどう動けと言うのでしょうか。既にキレかけです。おでこの血管が浮き出ます。人に物事を教える手順が全く分かっていない。情けないことです。
そして、それを予備知識ゼロで始めるんですよ。笑います。最初に出す足が違う。手が違う。足を開く幅が違う。違う違う違う。
僕「(*`Д')ほんならお前がせんかえ!!」
とマジで言いそうになったんですよ。それで、
僕「そんなもん、初めてのことをいきなり合わせて流すなんて、出来るわけないでしょうが!! それぞれがある程度練習してから合わすのが普通でしょうが!!」
とこれはマジで言いました。既に周りの一部は僕がキレてしまったことに気付き、
「うんぼぼ君、ええだがな。違ったってええだがな。」と抑えに入る。
しかし、話しはそれで終わらない。今度は、
「じゃあ、次は、本部(消防署)に行って、見てもらおうか。」と分団長が言い出した。
僕「(ハァ?まだ言うか。まだ分からんか。)」
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次の練習日に行きましたよ。夜に皆で消防署に。消防署員さんが、
「とりあえず、一度やって見せて下さい。」と。
皆、合わせれる訳も無く、グダグダですよ。お笑いですよ。
消防署員さんも何をどう教えればよいのか困ってしまいます。何もかも駄目なんですからね。
結局あとで、分団長たちは怒られてましたけど。
「ある程度出来るようになってから来て下さい。(`□´)」
そりゃそうだ。
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今年はそのポンプ操法の年で、既にうちの部からは選手を決めてあるので、あとは練習の手伝いに回るだけ。
キビキビとした動き、細かな節度を守って本番に発揮出来るように選手の人は練習するのです。
どうせ自分がするのならきちんとやりたい。ちなみに僕が1番員で出た時は、1番員の選手中(小型ポンプは10チームはあったと思う)、2位だったそうです。
チームとしては番外でした。なぜならば、欠員で指揮者が前回と同じ人で2回連続出場になったため、規定で始めから賞は取れないことが分かっていたからです。
【第20回全国消防操法大会 小型ポンプ操法の映像】
さすがに全国大会です。
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よその分団のことなんですが、消防活動が大好きな人っていましてね。そりゃもう、必死ですよ。その人はまさに自衛隊気取り、下手したら軍隊気取りなんですよ。うちの分団にはいませんけど、町内の他の分団の中にはおられるんですよ。頼んでも無いのによその区まで警戒に消防車でキンカンキンカン鳴らして巡回したり、合同の練習を提案してきたり。
よその分団にいるそういった人の中に、実は僕の知った人が居ましてね。前の会社での顧客だったんですが、ほとんど売り上げはありませんが担当を引き継いだ時点で支払い残がありまして。
○○屋でしたが、支払いがとてもルーズで相当かまさないと払わないんですよ。挙句に本人が払わずに嫁さんやおばあさんが替わりに払うんですよ。おばあさんなんて年金を崩してですよ。かわいそうと言うか、情けないというか。集金じゃなくて取立て状態ですよ。そこのおばあさんが言われていたのには、「(本人は)養子なので嫁(娘)に知れるとすごく怒られてるんですぅ。」と申し訳なさそうに話されていました。
うちはその人の売り上げほとんど無いというか、その人は別の業者で○イ○を買ってたんで。○イ○って、重いし、半端が出るし、売り上げは知れてるし、どちらかと言えば、売れても嬉しくない商品でしたけど。うちの主力商品じゃないので逆に良かったんですが。
話しは逸れましたが、そんなだらしの無い大人が消防団でめちゃくちゃ張り切ってるのを見て、さすがに引くんですよ。それはそれは滑稽でした。あちこちの業者の支払いを滞らせ、支払いが出来ずにコソコソ仕事してる(?)人が、消防団の中では年齢的にもキャリア的にもその分団では幹部なんですよ。裏事情の知らない人が引いてしまうんですから。ある種かわいそうではあるんですけど。
もちろん、その人の日中の姿なんて周りの人は誰も知らないんでしょうし、一応幹部だからか、その分団の人はヘイコラヘイコラしてるし。でも他の人の情報ではスナックとかに行ったらマイク離さず大きな態度で歌いまくるらしいんですよ。かなりうざがられているらしいんですが、まぁ幸いうちの分団じゃないし、うちの分団だったらそれはそれは大変な事になりますけど。
いや、ああはならないように気を付けて生きていこうと思います。
ちなみにうちの分団の操法の練習は週に2〜3回で、本番の1ヶ月前くらいに練習が始まると思うんですが、ご熱心な分団はもっと前から、しかも毎日練習に明け暮れてるんです。本選手以外にも予備員も決めるのですが、その予備員の動きも本選手さながらですよ。
哀しいかな、賞は取れてませんでしたけど。
何はともあれ、日常から逃避出来るほど熱中できる事があるのは幸せなことでしょうね。