忙し過ぎて、更新する暇もなく、少しずつ書き始めて、やっと書けました。
充実した神戸の滞在の様子を紹介しましょう。
2月6日(土)に、僕が通っていた兵庫介護福祉専門学校(現:神戸総合医療福祉専門学校 介護福祉科)が今年度を最後になくなるという事で、その閉校セレモニーが、卒業生で構成される学友会主催で、神戸のホテルオークラの大広間で行われました。
出席者数は詳しくは知りませんが、400人はいたでしょうか。
この日は午前中に基調講演などがありましたが、僕は恩師のH先生を自宅まで迎えに行ってました。
先生が「パーティーだけにするわ。」との事で、僕も講演はどっちでも良かったし、早いと出発も早くなりますから、ちょうど良かったんです。挨拶を考えていたので、寝たのは朝の3時過ぎてましたし。
有料道路では除雪車が走ってました。邪魔です。

先生の自宅周辺に着いたのは10:30ごろ。11時お迎えなので、雪の中を走ってきた車が茶色く汚れていたので、国道2号線まで出て、GSで洗車してから11時にご自宅まで。
「カズ(←うんぼぼ)。これが荷物だから。これが私ので、これ(手土産)はあなたが持って帰るの。」
「ありがとうございます
」
先生を乗せて、阪神高速に乗るが、名谷から長〜い渋滞。ETCも関係なし。
相変わらず混んでいる須磨を時間を掛けて通り過ぎ、時間は迫って11:45くらい。
目標の12時には遅れる予感。「12:20分からの開始やからねぇ。」とそれだったらなんとか間に合いそう。
っていうか、僕は時間など覚えていなかった。
さて、無事に着きました。場所はホテルオークラ神戸。
なかなかの風格です。

玄関を入るとクロークに荷物を預ける人が群れている。
先生も荷物を預けるため、荷物を持って付いていくと、いきなり同窓生の女子3人がいる。
こちらに気付き、驚いている。(←理由を書くと長くなる)
「オッス。」と方をポンポンポンと叩くと、「カズ、変わったなぁ。」と皆が口を揃える。
「いや、なんも変わっとらんよ。」
「いや、なんか丸くなってる。」
と、微妙に失敬である
。
まぁ、無理もない。卒業にあたって、「連絡してこないでね。」と告げるのは僕くらいである。別に友達を作りに行っていた訳ではないので、必要なかったので、その事を正直に口に出していたから。
そんな事でズラズラと会場である平安の間に向かった。例の陣内智則と藤原紀香の結婚披露宴の会場だった所である。
受付に行き、「5期生のうんぼぼです。」というと、当時よく話しかけてきてた6期生の女子が、「まぁ、うんぼぼさん。」と心なしか落ち着いた感を漂わせ、受付をしていたのだ。

会場前にはワラワラと人がおり、同窓生たちと会場に入った。
さすがの大広間である。天井も高い。柱も無い。
うちら5期生は出席者も少なく、10人位だったであろうか。
確かに、「皆、仲良し。」って感じでもなかったような気もしないでもない。
右隣に座った女子で、在学中はよく集まっていたグループの一人(“よっちゃん”と呼んでいた)に、
「私な。カズにめっちゃ酷いこと言われたんやで!!」
「ん? 何よ?」
「卒業式の日にカズにな、『お前とは会う価値もない』って言われたんや!!」
「いやいや、そんな酷い事、言わへんよ。」
「いいや!! 言った!!」
「言わへんって。」
「いいや!! 言った!!」
と、まるで本当にあった出来事かのように言われ、
「マジ?」
「マジ!!」
と、そんな酷いことがあったそうな。しかし、全くその事を覚えていないというのも最悪なヤツ(自分)である。
「そうかそうか。ゴメンゴメン。」と仲直りの握手。
「私な、あの後、めっちゃ凹んで人間不信になって、数か月引きこもったんやで!!」と何やら大変なことだったそうで、半信半疑ながら謝る。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
ちなみに、その後H先生に確認したら、
「言ってたでしょ。あんたは皆にそう言ってた。」
と言われ、納得した。
そう、特定の人に言うんじゃなくて、皆に言っていたのであれば、「有り得る」と思ったのである。まったく嫌なヤツである。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
さて、さすがに大規模の同窓会みたいな感じで、どのテーブルも話でざわついている。式が始まり、初代学科長の挨拶もお構いなし。マイクは使われてもほとんど誰も聞いていない感じ。
出席の先生方の紹介がテーブル毎に行われ、恩師H先生の時は他の先生に負けないようにと「(うりゃー!!)」って感じで誰よりも早く、誰よりも大きく、誰よりも長く拍手をしていた。
しかし、偉いもんでさすがH先生。明らかにどの先生よりも拍手が大きく轟いていた。

式の中では、まずピアノ演奏があった。数曲の演奏があり、しかしほとんど会話でかき消されるように、ただのBGM状態。
その後、女性アカペラグループの歌があり、ちょうどその頃にある同窓生とテレビ電話で携帯を回していた。卒業後も僕が連絡を取っていた、極めて希少なメンバーの一人。彼は残念ながら卒業せずに志半ばで辞めてしまった、僕と同い年のやつである。
照明が落とされ、せっかくのテレビ電話も向こうにはこちらの状態が映らず・・・。
そして、後半に入ってから『抽選会』が行われた。司会進行の方からアナウンスで、抽選人1番手として、我らが恩師のH先生が呼ばれていた。

全員、入り口で番号クジを引いていたのだ。しかし、この数百人もいる中で当たる予感などする訳もなく。なぜか皆が、僕の前にクジを並べ始めた。
1発目の賞品は「iPod nano」だった。おぉ、なかなかやるじゃない、と思い、しかし、高価な商品ばかりでもなく、当たり外れの大きい抽選会で、いつ当たるかも重要な感じの空気。

その後も各先生が抽選人として呼ばれ、どんどん進められていった。
目の前に集められたクジを見ながら、「当たらんなぁ。」とつぶやきながら、喋りながら時は過ぎ、最後になってしまった。
そんな中、職場の後輩のY君も僕らのテーブルに来て、喋っていたころ、
「最後の賞品は『Wii』です!!」とアナウンスされると「オォー。」会場は最後御盛り上がりを見せる。
実は、番号を呼ばれても該当者がいない事が多々あったこの抽選会では、呼ばれて誰も出てこなければ次の番号クジが引かれていて、この最後の抽選でも該当者がいない状態が2回続き、3回目で呼ばれた番号は、

(71番)であった。
「来た〜!!
」と、僕は左手を高々と上げながら、「イェーイ」と席を立った。
当然周りの同窓生も「ヴェー!!







」
である。
そう、この71番は僕が持っていた番号札で、テーブルには置かずにポケットに入れていたのであります。
『わーい。当たった当たった。すっげぇ!!』とこの会場でこのタイミングでの自らの強運に驚きつつ、会場中の視線を浴びながらステージに上がった。
「5期生のうんぼぼと申します。ありがとうございます。」と簡単に挨拶。
「Wiiは持ってますか?」と聞かれ、正直に
「はい。持ってます。が、妹のとこにあげようと思います
。」と。
あぁ、会場中からの視線が痛い。Wiiを持ってテーブルに戻るまで、子供たちからは「頂戴
」なんて言われながら通り過ぎ、隣テーブルのH先生に、「先生、当たりました
。」とご報告。テーブルに戻ると皆が両手を差し出している。

会は15時過ぎに終わり、皆が聞いてくる。
「この後どうするの?」と。しかし、これからの行き先は極めて限定された集会であり、ベラベラと喋る訳にもいかず、「いやぁ、予定が入っていて。」と答えるのがせいぜい。
じつは、恩師であるH先生の還暦パーティーがホテルオークラ近くの神戸メリケンオリエンタルホテルであり、そこで重要な役を仰せつかっていたのだ。
むしろ、メインはその還暦パーティーなのである。話せば来たがる人などいくらでも出てきてしまうので、公にする訳にはいかないのだ。
我らが5期生の中で、そのパーティーに出席する人は5人。

そんな事で、ひっそりと会場を移動し、ホテル内の喫茶店で時間をつぶす。まったくジュース代もバカにならない。ミックスジュースが850円。

あまり長く書くと読む人もシンドイので、このくらいで。
続きは、「神戸『H先生還暦パーティー編』」で。
充実した神戸の滞在の様子を紹介しましょう。
2月6日(土)に、僕が通っていた兵庫介護福祉専門学校(現:神戸総合医療福祉専門学校 介護福祉科)が今年度を最後になくなるという事で、その閉校セレモニーが、卒業生で構成される学友会主催で、神戸のホテルオークラの大広間で行われました。
出席者数は詳しくは知りませんが、400人はいたでしょうか。
この日は午前中に基調講演などがありましたが、僕は恩師のH先生を自宅まで迎えに行ってました。
先生が「パーティーだけにするわ。」との事で、僕も講演はどっちでも良かったし、早いと出発も早くなりますから、ちょうど良かったんです。挨拶を考えていたので、寝たのは朝の3時過ぎてましたし。
有料道路では除雪車が走ってました。邪魔です。

先生の自宅周辺に着いたのは10:30ごろ。11時お迎えなので、雪の中を走ってきた車が茶色く汚れていたので、国道2号線まで出て、GSで洗車してから11時にご自宅まで。
「カズ(←うんぼぼ)。これが荷物だから。これが私ので、これ(手土産)はあなたが持って帰るの。」
「ありがとうございます


先生を乗せて、阪神高速に乗るが、名谷から長〜い渋滞。ETCも関係なし。
相変わらず混んでいる須磨を時間を掛けて通り過ぎ、時間は迫って11:45くらい。
目標の12時には遅れる予感。「12:20分からの開始やからねぇ。」とそれだったらなんとか間に合いそう。
っていうか、僕は時間など覚えていなかった。
さて、無事に着きました。場所はホテルオークラ神戸。
なかなかの風格です。

玄関を入るとクロークに荷物を預ける人が群れている。
先生も荷物を預けるため、荷物を持って付いていくと、いきなり同窓生の女子3人がいる。
こちらに気付き、驚いている。(←理由を書くと長くなる)
「オッス。」と方をポンポンポンと叩くと、「カズ、変わったなぁ。」と皆が口を揃える。
「いや、なんも変わっとらんよ。」
「いや、なんか丸くなってる。」
と、微妙に失敬である

まぁ、無理もない。卒業にあたって、「連絡してこないでね。」と告げるのは僕くらいである。別に友達を作りに行っていた訳ではないので、必要なかったので、その事を正直に口に出していたから。
そんな事でズラズラと会場である平安の間に向かった。例の陣内智則と藤原紀香の結婚披露宴の会場だった所である。
受付に行き、「5期生のうんぼぼです。」というと、当時よく話しかけてきてた6期生の女子が、「まぁ、うんぼぼさん。」と心なしか落ち着いた感を漂わせ、受付をしていたのだ。

会場前にはワラワラと人がおり、同窓生たちと会場に入った。
さすがの大広間である。天井も高い。柱も無い。
うちら5期生は出席者も少なく、10人位だったであろうか。
確かに、「皆、仲良し。」って感じでもなかったような気もしないでもない。
右隣に座った女子で、在学中はよく集まっていたグループの一人(“よっちゃん”と呼んでいた)に、







と、まるで本当にあった出来事かのように言われ、


と、そんな酷いことがあったそうな。しかし、全くその事を覚えていないというのも最悪なヤツ(自分)である。


━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
ちなみに、その後H先生に確認したら、
「言ってたでしょ。あんたは皆にそう言ってた。」
と言われ、納得した。
そう、特定の人に言うんじゃなくて、皆に言っていたのであれば、「有り得る」と思ったのである。まったく嫌なヤツである。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
さて、さすがに大規模の同窓会みたいな感じで、どのテーブルも話でざわついている。式が始まり、初代学科長の挨拶もお構いなし。マイクは使われてもほとんど誰も聞いていない感じ。
出席の先生方の紹介がテーブル毎に行われ、恩師H先生の時は他の先生に負けないようにと「(うりゃー!!)」って感じで誰よりも早く、誰よりも大きく、誰よりも長く拍手をしていた。
しかし、偉いもんでさすがH先生。明らかにどの先生よりも拍手が大きく轟いていた。

式の中では、まずピアノ演奏があった。数曲の演奏があり、しかしほとんど会話でかき消されるように、ただのBGM状態。
その後、女性アカペラグループの歌があり、ちょうどその頃にある同窓生とテレビ電話で携帯を回していた。卒業後も僕が連絡を取っていた、極めて希少なメンバーの一人。彼は残念ながら卒業せずに志半ばで辞めてしまった、僕と同い年のやつである。
照明が落とされ、せっかくのテレビ電話も向こうにはこちらの状態が映らず・・・。
そして、後半に入ってから『抽選会』が行われた。司会進行の方からアナウンスで、抽選人1番手として、我らが恩師のH先生が呼ばれていた。

全員、入り口で番号クジを引いていたのだ。しかし、この数百人もいる中で当たる予感などする訳もなく。なぜか皆が、僕の前にクジを並べ始めた。
1発目の賞品は「iPod nano」だった。おぉ、なかなかやるじゃない、と思い、しかし、高価な商品ばかりでもなく、当たり外れの大きい抽選会で、いつ当たるかも重要な感じの空気。

その後も各先生が抽選人として呼ばれ、どんどん進められていった。
目の前に集められたクジを見ながら、「当たらんなぁ。」とつぶやきながら、喋りながら時は過ぎ、最後になってしまった。
そんな中、職場の後輩のY君も僕らのテーブルに来て、喋っていたころ、

実は、番号を呼ばれても該当者がいない事が多々あったこの抽選会では、呼ばれて誰も出てこなければ次の番号クジが引かれていて、この最後の抽選でも該当者がいない状態が2回続き、3回目で呼ばれた番号は、

(71番)であった。
「来た〜!!


当然周りの同窓生も「ヴェー!!









である。
そう、この71番は僕が持っていた番号札で、テーブルには置かずにポケットに入れていたのであります。
『わーい。当たった当たった。すっげぇ!!』とこの会場でこのタイミングでの自らの強運に驚きつつ、会場中の視線を浴びながらステージに上がった。





あぁ、会場中からの視線が痛い。Wiiを持ってテーブルに戻るまで、子供たちからは「頂戴




会は15時過ぎに終わり、皆が聞いてくる。
「この後どうするの?」と。しかし、これからの行き先は極めて限定された集会であり、ベラベラと喋る訳にもいかず、「いやぁ、予定が入っていて。」と答えるのがせいぜい。
じつは、恩師であるH先生の還暦パーティーがホテルオークラ近くの神戸メリケンオリエンタルホテルであり、そこで重要な役を仰せつかっていたのだ。
むしろ、メインはその還暦パーティーなのである。話せば来たがる人などいくらでも出てきてしまうので、公にする訳にはいかないのだ。
我らが5期生の中で、そのパーティーに出席する人は5人。

そんな事で、ひっそりと会場を移動し、ホテル内の喫茶店で時間をつぶす。まったくジュース代もバカにならない。ミックスジュースが850円。

あまり長く書くと読む人もシンドイので、このくらいで。
続きは、「神戸『H先生還暦パーティー編』」で。